練習に臨む姿勢
こんにちは。
あなたのベクトル発見コーチの水田滋です。
先日、コーチングスクールに
通われている知り合いの方に、
コーチングの練習を受けてほしいと
お願いされたので受けてみました。
短い時間のセッションだったのですが、
しっかり傾聴、共感していただき、
安心してお話することが出来ました。
ただ、残念だったことが一つ。
そのコーチはセッションで使う
資料の印刷が間に合っておらず、
セッション中に
「印刷するのでちょっとお待ちください」
と言われ
結局5分ほど待たされました。
どうやらその日の朝からプリンタの
不具合が発生したようで、
なかなか復帰せずに苦労された
ご様子でした。
すみません、プリンタの調子が悪くて…
なんておっしゃっていましたが
もし有料クライアントさん向け
だったらどうしたんだろう？
と思いました。
コーチは万全の準備をしてセッションに
臨むことが求められますよね。
クライアントからしてみれば
プリンタの調子なんて関係ありません。
当日印刷するからリスクが生まれるのだから、
前日までに印刷しておけばいいだけのことです。
というのは当たり前の話ですが、
この話から私がお伝えしたいのは
万全の準備をしてセッションに臨みましょう
ということではありません。
さきほど、
有料クライアントさん向けだったら？
と言いましたが、
彼が有料クライアントさんにも
同じことをするかというと、
少なくとも最初の頃は
しっかり準備して臨むのではないか？
と思うのです。
もし初めての有料セッションだとしたら
ドキドキしながら前日には万全の準備を
して当日を迎えますよね？
辛辣な言い方をさせていただくと
練習だから準備に手を抜いた
わけです。
これってとってももったいない
ことだと思います。
セッションを練習するだけでなく、
準備や事前のやり取りも含めて
有料セッションのつもりで取り組めば、
経験を積むことができるのに
無料の練習だからと
有料セッションと同じ姿勢で臨まないと、
有料セッションをスタートさせた段階で
一から経験を積むことになります。
これはセッション準備に限った
話ではありません。
全て本番のつもりで臨むことで
本番の時に発生する様々な事象に
対処する力が身につき、
緊張感なども味わうことができるのです。
練習だから…と知らず知らずのうちに
疎かにしていることはありませんか？
せっかくの練習、
最大限に生かせるようにしましょう！！！
