自立って何?

こんにちは。
あなたのベクトル発見コーチの水田滋です。
前回、人に頼ってみましょうとお話をしました。
そうしたところ、人に頼ると自立できないのでは?
とのご質問をいただきましたので、
人に頼ることと、自立とはどう違うのか?
お話ししたいと思います。
私で言えば、人に頼れなかった当時、二次会の幹事はできましたが、
自立はしていなかったかもしれません。
何しろ終わった後、大変だったのは新郎新婦が自分のことを
きちんと考えてくれて他の幹事をちゃんとつけてくれなかったからだ!
と思っていたのですから。
このことの責任は新郎新婦にある、と思ったわけです。
任せてもらったときに他の幹事をつけてくれとも言わず
引き受けたのは自分ですし、そういうチャンスもありました。
また友人が手伝おうか?とも言ってくれました。
つまり回避するチャンスは複数回あったわけです。
自立した人であれば、新郎新婦を責めずに、自己責任ととらえるはずです。
つまり、自立しているというのは、自分の行動の責任を自分でとれるということです。
そして、今日お伝えしたいのは、世の中には意外と自立せず、
他力本願だったり、受動的な行動をする人が多いということです。
もし、クライアントさんがこのタイプの方の場合、
どんなアプローチをしてもなかなか成果につながりにくいです。
なぜかというと、答えを欲しがって、自分で答えを出そうとしないからです。
しかも成果が出ない場合に、自己責任でなく、
コーチのせいにしてクレームに発展することも!
成果が出たとしてもコーチに依存されることもあります。
コーチの役割はあくまでもクライアントが成果を出すための支援であって、
成果をあげられるかどうかは本人次第です。
もし、クライアントさんに他力本願で自立していない方がいる場合、
私が注意している点があります。
それは・・・
・立場を明確にすること…コーチはあくまでもサポート役で成果が出るかどうかは本人次第
・自分で答えを導き出せるようにサポートする…答えを出すためのサポートに徹する
そして、そのクライアントさんの自立を私の中での
裏テーマとして取り組むこともあります。
もし、自立していないクライアントさんに出会ったら、
関わり方を決めてから関わるようにしてみてください。