申込み率を高める必殺技
前回に引き続き、ディズニー英語システムの無料体験についてお話しますね!
以前、提案する際には限定感を出してください!とお話しました。
限定3名とか、3日間限定等ですね。
ディズニー英語システムでもこの限定感を味わいました。
それは、今日中にお申込みいただければ非売品のミッキー型のブルーレイプレイヤーをプレゼントします!というものでした。
持ち運びができ、小さなモニターが付いているのでどこでも見れるというものです。
絶対欲しいというわけではなかったのですが、申し込むのであれば今日の方が良いと思ってしまうのは必然だと思います。
申込みをするかどうか迷っている人が最も申し込む可能性が高いのが、実際に説明を受けたその瞬間です。
一旦離れて日常生活に戻るとだんだん申込みに対する熱意は下がっていき、気づけば申し込もうと思っていた自分が不思議になってしまうことすらあります。
ですから、申し込むなら早い方が良いと思わせる仕掛けを作ることが大切なのです。
ディズニー英語システムはその点でも上手いなと思ったのですが、更に素晴らしい手段を使ってきました。
帰る前に申込書をもらったのですが、申込書の中で決まっていない部分以外をその場で記入することになったのです。
よく記入ミスがあって再度記入してもらったり再送付ということが多いので、間違えないよう書けるところは書いておきましょうと言われ、その場で書ける部分に書いて押印しました。
まだ申し込むかどうかも決まっていないのに押印までしたのです。
もちろん、きちんとした会社ですので、本当に記入できるところを書いただけで、強引に申込みさせられたわけではありません。
このやり方の良いところは3点あります。
1点目は、前提を作るということです。
自分は申し込むんだという気持ちにさせる、つまり申し込むという前提を作ったわけです。
申込書に記入して押印しているときの私は申込むことが決まって書いている感覚になりました。
継続セッションの提案では、例えばプランを3つ作っておいて
「仮に申し込むとしたら、どれに申し込みたいですか?」
といったように仮定の話として申し込むことありきの話をすると
提案された方は、少なくともその瞬間は申し込むか申し込まないかの選択ではなく
申し込む前提で3つのプランの選択をするので、申し込む意識が自然と高まります。
2点目は申込みに対するハードルをできる限り下げるということです。
申込書を置いていくということはあとはこちらが手続きをするかどうかに委ねられるということになります。
そこで、煩雑な手続きや申込みに対する面倒くささがあると、申し込みたくなくなるのです。
申込書の一部を書いておいて、更に書類を入れるレターパックも頂きました。
あとは必要な箇所を記入して、レターパックに入れ、ポストに投函するだけです。
もし、申込書だけもらっていたら、全部記入して、更に封筒に入れ、切手を貼って宛先を書いて投函するという手間が生じ、もしかしたら申込みをやめてしまうかもしれません。
たったそれだけのこと?と思うかもしれませんが、人は些細な事でも後回しにしてしまいがちです。
そして後回しにしたら、申し込む熱意はどんどん下がるわけです。
そして、3点目は、申込みを決めてもいないのに押印までする不自然さを感じさせないようにする理由付けがしっかりしていたことです。
記入ミスが多いから、書ける部分を書いておきましょう!と言われて特に疑問も感じませんでしたが、
よくよく考えると、申込みを決めていないのに押印までしたのは、生まれて初めてかもしれません。
継続セッションの提案でも限定感を出す、前提をつくる、手続きの煩雑さを無くす、そういったことを考えてみてくださいね!
申込率が大きく変わってくるはずです。