お金を受け取ってはいけない2
前回、お金を受け取ることに抵抗がある人の原因は2つあるとお伝えしました。
そして、1点目の自信のなさの解決策として演技でも自信があるようにふるまうことをお薦めしました。
今日は2点目について、お伝えしますね。
2点目はお金に対するマインドにあります。
・稼ぎたいならその分働かなければいけない
・楽して儲けようなんていけないことだ。
・働かざる者食うべからず。
・人からお金をもらうことは悪いことだ。
・お金持ちになってはいけない。
・お金は苦労して稼ぐものだ。
こういった考え、お持ちではないですか?
例えば、投資などの不労所得で生活することはどこかモラルに反する、悪いことをしているようなイメージを持っている人は意外と多いです。
お金は、働いて稼いで、将来のために貯蓄をしておくことが正しい!
これは日本人によくある思い込みです。
この考えが間違っているとは言いません。
ですが、考え方の一つであって正しいわけでもないのです。
そして、人から、特に関係性の深い個人からお金を受け取るコーチングビジネスにおいてこの思考はお金を受け取る抵抗となるだけです。
あなたはコーチングスキルを活かしてクライアントさんに貢献します。
その対価としてお金を受け取るのです。
それがたとえ何十万円もする高額なものだとしても決して悪いことではありませんし、むしろ喜んで受け取らなければなりません。
特に高額サービスの場合、私はクライアントさんの覚悟の金額として受け取っています。
安い金額だと、まぁこれくらいの金額なら成果が出なくてもよいか、と甘えが出ますが数十万も支払っていたら成果を出そうと頑張りますよね?
つまり、高額な金額設定はクライアントさんのためでもあるんです。
そして、あなたはあくまで提案するだけ。
金額を含めて、あなたのサービスを受けるか決めるのはクライアントさんです。
クライアントさんが決めたのであればどんなに高額でもそれは納得して決めたことです。
あなたがその覚悟を受け取らないのはかえって失礼ではないでしょうか。
クライアントさんが覚悟を決めて申し込むのであれば、あなたも受け取る覚悟を持つ必要があります。
といっても最初はどうしても抵抗があるかもしれません。
その結果、サービスの提案ができないとなるといつまでたっても収入は増えません。
ですから、あなたのサービスをあなたが受け取る覚悟を持てる金額に設定するのも一つの方法かもしれませんね。
気楽に受け取れる額ではないですよ。
覚悟が必要な金額にすることが大切です。