あなたは何の専門家？
おはようございます。
あなたのベクトル発見コーチの水田滋です。
私はとあるプロコーチの方にこんな話を聞いたことがあります。
名コーチはテニスの経験がなくとも
テニスのトッププレイヤーをコーチできる。
コーチングの基本である相手の中に答えがある、
ということを表している一つの表現だと思います。
そして私も名コーチであればテニスのトッププレイヤーを
コーチすることは可能だと思っています。
しかし、ここでのポイントは実はトッププレイヤーであるということです。
テニスをやったことがない小学生のコーチをやろうとしたら
テニス経験がなければ必死でテニスの勉強をしなければコーチできません。
なぜなら初心者は自分の中に答えがないので“教える”という行為が発生するのです。
コーチングセッションはティーチングではないのでスポーツコーチとは
少し違って“教える”必要はないかもしれません。
ですが、クライアントを理解し、クライアントから悩みや情報、
心情を引き出すためにもあなたの経験はマストです。
例えば恋愛コーチが恋愛経験ゼロだったらどう思いますか？
クライアントさんが抱える課題や悩みをきちんと理解することが出来るとは思えませんよね？
それどころか、クライアントの心情に共感することすらできないかもしれません。
恋愛コーチであれば、恋愛の専門家、
起業コーチであれば、起業の専門家、
人間関係コーチであれば、人間関係の専門家
として見られるのです。
あなたは何の専門家ですか？
自分の専門を言葉で明確に伝えられますか？
もし今それをぱっと一瞬で伝えられないとしたら、もしかしたらあなたがやっている
コーチングは抽象的で的が絞れていないものになっている可能性があります。
あなたは何の専門家ですか？
ぜひすぐに答えられるように考えてみて下さい。
