マスクとトイレットペーパーと人の心理
こんにちは。
あなたのベクトル発見コーチの水田滋です。
新型コロナの影響が続いていますね。
マスクに続いてトイレットペーパーや
ティッシュペーパーまで店頭から
なくなる事態には驚きました。
先日、我が家のトイレットペーパーが
そろそろ減ってきたので、
買いに行ったら、長蛇の列!
なんとか購入はできましたが
大変な事態になっているなと感じました。
皆さんもご存じとは思いますが、
トイレットペーパーが不足するというのは
元々はネット上のデマだそうです。
デマがどうしてここまで?
とも思いますが、
人の心理を見事に表している
ようにも感じます。
デマがネット上で広がる
↓
それを見た人が不安になる
↓
まだあるけど、確保しておきたくなる
↓
一部で買い占めが発生
↓
ネット上で見た人が買いに行く
↓
実際に減っている
↓
事実だと誤認
↓
買い占め
↓
店頭から消える
こんな感じでしょうか。
一度発生したスパイラルを
消すことは難しく、
デマであることが報道された後でも
実際に店頭に少ないので
買いたくなるわけです。
さて、今日この話をしているのは
人の行動原理についてお話したいからです。
どうして、マスクやトイレットペーパーの
買い占めが起こったのでしょうか?
足りなくなるかもしれないという
『不安』からですよね?
人はポジティブな動機以上に
ネガティブなことを解消するために
行動します。
不安な状態を引きずっていたくないからです。
コーチングでいえば、クライアントさんが
今自分が置かれている状況に
不安を抱いていれば抱いているほど
契約していただきやすいわけです。
では、不安をどんどん煽ればいいのか?
そういう意味ではありません。
クライアントさんの不安が何かを
知っておく必要があるということです。
そして、
それがあなたが解決できる不安であれば、
それを提示することで
クライアントさんは安心できます。
つまり、あなたが解消できる不安が何か?
自分自身が知っていることが必要なのです。
あなたはどんな人の不安を
解消させることができますか?