体験セッションで契約できない理由
こんにちは。
あなたのベクトル発見コーチの水田滋です。
クライアントさんのご質問でよくあるのが
「体験セッションで継続セッションの
ご提案をするのですが、
契約していただけません。」
というものです。
そして、
契約しない理由として一定数いるのが、
「とても良いコーチングを受けたので
自分で取り組んでみます。」
というものです。
コーチングを受けると今まで
悩んでいたことが解消されて、
なんだか先に進んだような気分になります。
そして、
「コーチング受けて本当に良かった！
だからひとまず今日見つけた課題に
自分一人で取り組んでみます！！」
となってしまうことがあるのです。
こういうこと言う人のほとんどは
実際に取り組んでみようと思って
発言しています。
そして、そのうち
実際取り組む人が半分以下、
更にそのうち、取り組んだけど
数日でやめてしまう人が大半です。
ほとんどの人は継続できずに、
元に戻っていきます。
そこに残るのは、
コーチング良かったなという記憶と、
良かったけど結果が出なかったという、
結果を出せなかった原因が
自分自身が行動しなかったことではなく、
なぜかコーチングにあるかのような
おかしな考えです。
これはこの人が特に他力本願だから
こうなっているのではなく、
平均的な責任感と思考ができる人でも
陥るパターンです。
ですが、契約が取れない多くのコーチは
良い体験セッションをすれば
契約してもらえると勘違いしています。
そうでなくとも、体験セッション自体を
コーチングセッションとして
最高のセッションにするべきだと
思って取り組みます。
コーチングセッションを
より良いものにしようとするマインドは
コーチとして素晴らしいものだと思います。
ですが、
人の心理や行動パターンを考えると
本当にクライアントさんのためになるのは
体験セッションで最高のコーチングを
受けてもらうことではなく、
継続セッションを受けてもらって
望む成果を手にすることです。
ですから、当然ながら体験セッションは
継続セッションに契約してもらうための
コーチングでなければなりません。
組み立ても内容も全てが
『あなたの継続セッションを受けたくなる』
という前提に従って
構成されることが必須です。
あなたの体験セッションは、
体験セッションで成果を出すことが
目的のセッションになっていませんか？
