苦手を克服したいですか?
こんにちは。
あなたのベクトル発見コーチの水田滋です。
私が会社員の頃、様々な場面で
苦手なことを克服するよう指導されたり
そういった研修を受けたこともあります。
会社では、苦手なところをなくして
全てで平均点以上を取れるように
指導されているように感じていました。
これって正しいことなんでしょうか?
会社というのは組織で業務を進めていくので
誰かに苦手なことがあるとそこで
業務がストップしたり、うまくいかなくなる
そんな風に考えているのでしょうか?
私は、会社は人の集まりですから
つまりは個性の集まりだと思うのです。
苦手なところがあるのであれば、
それが得意な人がやればよいのでは?
常々そう思っていました。
では私たちコーチはどうでしょうか?
コーチとして、苦手を克服すべきでしょうか?
私は苦手なことを克服したいという
欲求があるのであればすればよいと思いますし、
そうでないのなら苦手なままでも良い
と思うのです。
苦手があるがゆえにコーチングビジネスが
進んでいかないところがあるのであれば
選択肢は3つあります。
一つは苦手を克服する道、
もう一つは苦手な部分を人に任せる道、
最後の一つはそれをやらない道です。
これはどれが正しいということではありません。
コーチとして自分がやるべきと思うことなら
克服する道を選択することが望ましいでしょう。
コーチングセッションを進める過程で
苦手なことがあれば、それは克服するべき
事柄だと思います。
避けては通れないけれど
自分でやる必要がないことであれば
人に任せてみましょう!
例えば経理やお金の管理が苦手なのであれば
その一切をお願いできる税理士さんと
契約すればよいのです。
やらなくても良い苦手なことは
切り捨てることも必要な選択肢です。
さて、こんなことをお伝えしているのには
理由があります。
苦手の克服には時間がかかるんです。
克服するのに時間をかけすぎることよりも
やっていただきたいことがあります。
それは長所、得意なことを磨いていく事です。
苦手なことは克服したところで
せいぜい人並みにしかなりません。
得意なことは磨けば磨くほど
他の人にない、あなたの武器になります。
あなたがコーチングを受けるとき、
特徴がない全てが平均点以上のコーチと
あなたの受けたいコーチングに特化して
強いコーチ、
どちらのコーチングを受けたいですか?
どう考えても特化している方が良いですよね?
成果を上げる近道は苦手の
克服ではないということです。
それに、得意なこと、強みを磨くことは
苦手なことを克服するよりずっと楽で、
楽しいものでもあるはずです!
あなたがやっているかもしれない苦手の克服、
手放すチャンスかもしれませんよ!