セールスのタイミングを知る

前回、セールス前の『顧客教育』についてお伝えしました。
今回は3点目のポイント『あなたのコーチングを受けるタイミングが来たかどうかを知る機会をつくる』についてお話します。
おさらいになりますが、今お話しているのは体験セッションを受けて頂いたあなたの見込み客にセールスしなかったケースについてです。
つまり、あなたのコーチングを受けてもらいたいけれども、そのタイミングは今ではないと思った人ということです。
その見込み客に、再度お会いしてセールスするタイミングはいつなのでしょうか?
もし、連絡を取っていなかったらあなたはそのタイミングを知ることができません。
体験セッションの時に「今じゃない」と感じてセールスしたい気持ちをせっかく我慢したのにそのタイミングでないときに声をかけてしまったら、台無しです。
ですから、あなたのコーチングを受けられるタイミングかどうかを計るためにも見込み客と接点を持ち続けることが必要です。
お互いに連絡が取れる関係性を築いて相手の状況を把握できるようにしましょう。
見込み客に対して、セールスするタイミングがくるときまでにしておくべきことを3回にわたってお伝えしてきました。
全て、見込み客と連絡を取り続ける内容でした。
ここで一つ、大きな疑問を持たれた方、大正解です!
そもそも、体験セッション後に頻繁にではないにしろ、どうやって連絡を取ればいいの?
あまり連絡を取りすぎると嫌がられたり、迷惑がられない?
そう思いますよね?
この疑問の解決策として最も重要なのは体験セッションの終わり方です。
体験セッションの内容に絡めて見込み客の目標に向かうお手伝いとして、あなたから連絡することを組み込んでおくのです。
例えば、セッション後のアクションを決めたとき、そのサポートとして進捗確認の連絡をさせてもらうことを伝える。
セッション後に「何かお手伝いできることはありませんか?」と、簡単にできる連絡等を約束しておく。
等が考えられます。
そうすることで、見込み客に連絡することが自然になりますし、その約束をきちんと果たしたとき、その場の口約束だけじゃなく本当にこんなことしてくれるんだ、とプラスにとってもらえるようになります。
同じように連絡を取っているだけなのに、です。
そして、自分の心の中では「どうやって連絡とろう?嫌がられたりしないかな?」といったネガティブな感情があった人が「連絡しなきゃ!」とむしろ連絡しないことが良くないことと思えるようになるのです。
そうやって見込み客の方としっかりと関係性を築いていってほしいと思います。
もちろん、大前提にあるのはその見込み客の方のために!という気持ちです。
その気持ちがないのであればその方は見込み客ではありませんので関係性を築くことはやめた方が良いかもしれません。
一緒に成果を出したい!そう思える人に良いアプローチをしてくださいね!