自分よりすごい人に出会ったら
こんにちは。
あなたのベクトル発見コーチの水田滋です。
体験セッションをたくさんやっていると
受けて頂いた方が自分よりすごい人や
先に進んでいる人だった、
なんてことありませんか？
私は結構ありました。
そのとき、あなたならどうしますか？
体験セッションを受けてくださっている方には
本当は継続セッションの提案をしたいんです。
ですが、以前の私は絶対に自分よりできる、
進んでいる人には提案できませんでした。
頑張って提案しようとしても
「自分は役に立てないんじゃないか…」
「自分よりもっとふさわしい人がいるんじゃないか…」
そんな風に不安になったり、自信を無くして
提案せずに終わらせてしまうんです。
もちろん、自分のクライアントとは明らかに違うなと
思ったのであれば提案しないのも一つの選択肢です。
ですが、ただ単に自分より先に行っている人という
理由で、自分にはふさわしくないと思うのは
とてももったいないと思います。
例えば、世界トップクラスのスポーツ選手には
必ずコーチがいますよね？
そのコーチは必ずしも現役時代、
その選手より成績を残したわけではない。
でもコーチができるわけです。
それはどうしてか？
・自分の専門・得意分野がある
・選手（クライアント）と別の視点で物事を見られる
この2点が大きいと思います。
これはわたしたちのコーチングでも同じです。
テニスの大坂なおみ選手が世界一位になったとき
コーチだったサーシャ・バイン氏との
コート上でのやり取りが一時期話題になりました。
試合の合間にサーシャコーチが大坂選手に
かけた言葉はテニスの難しい戦術やテクニックではなく
メンタルのことばかりだったと記憶しています。
つまりサーシャコーチは
メンタルの作り方に長けていたわけです。
精神的にムラのあった大坂選手のメンタルを
コーチが良い方向に導いていたのだと思います。
さて、話を元に戻します。
あなたより先に進んでいる、すごい人は
あなたの専門・得意分野を活かせない人でしょうか？
決してそんなことはないと思います。
実績を出している人も得手不得手があり、
あなたの得意分野を頼ってあなたの下へ
来たのかもしれません。
ですから、自分より先に進んでいる人の
コーチだってできるんです。
そのために必要なことは自分の専門分野、
得意分野が明確になっていることです。
その得意分野が、目の前のすごい人に活かせる
と思えたらどうですか？
不安になってしり込みしてしまいますか？
むしろワクワクしてくるのではないでしょうか？
そして、もう一点、
クライアントと別の視点で物事を見れることです。
どんな人でも自分の視点からものを見て
自分の考え方で思考します。
それとは違うあなたからの視点であったり
第三者的立場から見た視点によって
違う角度から物事に焦点を当てられるのです。
それによって、
クライアント一人では得られなかった
気づきをもたらすことが出来ます。
相手がどんなにすごい人であろうともです。
もし、目の前のクライアントさんが自分より
すごい人だと感じたとき、
自分の得意分野が生かせないか？
この人はどんな視点を持っている人なのか？
そういう視点で見てみてください。
自信をもって提案できるようになるはずです！
