習慣の作り方
こんにちは。
あなたのベクトル発見コーチの水田滋です。
前回、自分との約束を破る危険性についてお伝えしました。
今回は、約束を守る習慣の作り方についてお伝えしますね。
約束を破ってしまう人はまず、約束するのをやめましょう。
どうせ守らないんです！
一回約束を手放してしまえば破ることはなくなります。
ですが、自分との約束をせずに行動を継続するのは難しいですよね？
特に約束を破りがちな人は意志が弱い人が多いと思います。
意志が弱いのに約束をしなかったら継続なんてできないですよね。
そこでとっておきの方法をお伝えします。
自分との約束はとにかく小さくするんです。
私は以前、毎日読書することを日課にしていました。
というより自分に課題として課していました。
最初は毎日２０ページ読む、ということを目標にしていたんです。
元々読書の習慣がなかった私にとって、
本を毎日２０ページ読むことは大変なことでした。
最初は頑張っていましたが、だんだん読めない日が増えていき、
次第に職場に読みもしない本を持っていくことが習慣に…。
そこで思い切って目標を変えることにしました。
「毎日２０ページ読む」から「毎日必ず本を開いて一文だけでも読む」に。
２０ページからするとすごくハードルが下がりましたが…
一文だけだと一冊読み終えるのに一体何カ月かかるんだろう？
と思いますよね。
実際何が起こったかというと…
約200ページの本を一週間かからず読み終えるようになりました。
一日平均に直すと20ページ以上です。
元の目標を上回るペースで読んでいたんです。
人というのは取りかかることにエネルギーを必要とします。
一方で、一度取りかかってしまえば
行動を持続するのはそれほど難しくないんです。
以前の私は、あぁ、今日も20ページ読まないといけないのか…
と考えながら本を手に取るのが億劫になっていきました。
目標を変えてからはどうでしょう？
あぁ、本を取るのがめんどくさいな、と思うことはありました。
ですが、本を取って一文読むだけなら頑張ろう！と思えるのです。
カバンから本を取り出し、本を開いて一文読むまでに
かかる所要時間はせいぜい30秒程度でしょう。
私は通勤時間に本を読んでいましたが、
駅のホームで電車を待っている間に
終えることができるレベルです。
そして、一度手に取りさえすれば
一文で終わることはほとんどありません。
一文読めばそのまま二文目を読むことは負担にはならないからです。
むしろせっかく取り出した本をすぐにしまう行動の方が負担になります。
ですから進んでいくんです。
仮に疲れ切っていたり、あまりにも気が進まなければ
その日は本当に一文で終わりにしたって良いんです。
それでも目標達成ですから。
もし、あなたが行動を習慣化できないと悩んでいるなら、
自分が課している目標を徹底的に下げてみてください。
かえって行動が進んでいきますよ！！
