あなたのクライアントは誰ですか?
前回、クライアント候補がいないところで活動してしまい、集客がうまくいなかない!というお話をしました。
今日はその根本原因についてお話ししますね。
私は以前、人見知りの人向けのサポートをしていた時期があります。
このときのクライアントさんは『人見知りの人』でした。
当たり前ですよね?
しかし、それ以上ではなかったのです。
人見知りにも色々います。
例えば、人が大勢いる場が苦手な人、一対一が苦手な人、仲良くなれば大丈夫だけれど初対面が苦手な人、そもそも人と仲良くなるのが苦手な人、同性とはすぐ話せるけど、異性の前では緊張してしまう人・・・。
また、人見知りの程度も人それぞれです。
周りから見れば人見知りには見えない人もいれば、この人は人見知りで苦労されてそうだなと目に見えてわかる方もいらっしゃいます。
ですが、当時の私のクライアントさんは『人見知りの人』だったのです。
つまり、上に挙げたすべての人たちがクライアント候補ということになります。
人見知りの人、という大きいくくりはあってもターゲットが絞れていないのです。
これでは、あなたのクライアント候補がどこにいるのかも分かりませんし、そもそも何を考えているのかも理解できません。
範囲が広すぎて、いろんなケースが考えられてしまうからです。
結果として起こることは、クライアント候補がいないところで集客活動をする…、クライアントに突き刺さるメッセージを発信できない…、挙句の果てには、クライアントに適切なコーチングセッションを提供できない…なんてことにもなってしまいます。
ですから、大切なのはあなたのたった一人の『理想のクライアント』を明確にする、ということです。
『理想のクライアント』とは、あなたがこの人にコーチングを受けてもらいたい、と思うたった一人の理想の人です。
人見知りの人であれば、一対一で話すことが苦手な、32歳の男性、将来は結婚したいと考えているけど、異性と仲良くなること自体が難しい・・等、細かく掘り下げてたった一人の人物像を作り上げるんです。
そうすることで、その人がどこにいるのか、どんな悩みを抱えているのか、が明確になって、集客すべきフィールドが特定されて行きます。
そして、クライアント候補に届くメッセージを発信でき、今までよりずっと集客が楽になっていきますよ。
あなたのたった一人の『理想のクライアント』は誰ですか?
改めて考えてみてはいかがでしょうか?