自信を持つ方法

前回、自信がなくても、自信満々に提案してくださいとお伝えしました。
そして、自信満々に言える練習をしていると意外と自信がついてくる、そんなものです。
ともお伝えしましたね。
実はこれには根拠があります。
人というのは心から身体に作用するよりも身体から心に作用する力の方が圧倒的に強いのです。
ちょっと難しい表現なのでわかりやすく例を挙げますね。
電話で誰かに謝罪しているとき、相手が見えないからと言ってふんぞり返って心から謝ろうとしてください。
あくまで心は本当に誠意をもって心から謝ろうとするんです。
ですが、身体はふんぞり返って偉そうにします。
どうですか?
うまく謝れそうですか?
相手に誠意が伝わりそうですか?
難しいと思います。
身体の姿勢や発する言葉の調子、行動が心に作用する影響が分っていただけたかと思います。
人はその時の感情を姿勢や行動で表すのです。
ですから落ち込むときは背中を丸めて下を向きますし、自信がないときは、自信がなさそうな表情で
声のトーンも弱々しくなります。
ネガティブな気持ちの時は自分で知らず知らずのうちに姿勢や声のトーン等をネガティブにしているんです。
これを逆に利用するんです。
自信がなくても自信満々な姿勢と声色、表情を使い、落ち込んでいるときは、胸を張って空を見上げてみてください。
気持ちが変わってくるのを感じることが出来るようになります。
コーチング技術に、モデリングというものがあります。
なりたいその人になり切ってみるというものですね。
それもこの作用を利用したものです。
感情や気持ちを無理に切り替えようと心で頑張るのはとても難しいです。
ですが、姿勢を変えることは誰でも簡単にできるのでぜひ試してみてください!
あ、電話で謝罪するときはきちんと頭を下げてくださいね!
ふんぞり返って謝ると誠意がないことが相手に伝わってしまいますから!