学びを習得するコツ
こんにちは。
あなたのベクトル発見コーチの水田滋です。
前回、練習は本番のつもりで臨みましょう
とお伝えしました。
そのことに関連して、
今日は学びを習得するコツについて
お伝えします。
セミナーや講座を受講した際に
そこでおススメされている実践内容を
きちんと実践して成果を出す人は数%
だと言われています。
私の感覚でも5%はいないように思います。
受講中はやる気になるんです。
ですが、実践しない人がほとんど。
やり始めた大半の人も途中で
やめてしまいます。
結果、習得できずに終わるのです。
だから継続が大事なのですが、
今日お伝えしたいのは
学んだ後の話ではなくて
学んでいる最中の意識についてです。
私は今、プライベートで
とある講座を受講しています。
この講座、毎回100名近くの方が
受講する講義形式なのですが、
人数が多いので講義中は質問できません。
講義後に個別質問タイムがあるのですが
受講人数が多いせいか、質問は一人ひとつ、
3分までという厳しい決まりまであります。
私は貴重な機会を活かすために
厳選した質問をぶつけないと!
と思って初回を迎えました。
ですが、講義が終わってみると
みんな続々と帰っていくんです。
100人近くいる受講生のうち
質問する人って、5人程度。
まさに成果を出す数%ですよね。
私の後ろにいた方はなんと!
質問たくさんあるんですがいいですか?
と気軽にたくさん質問していました。
ルールに囚われていた自分が
ばかばかしくなりました。
そういう素直に従おうとするところが
自分らしいとは思うのですが。
もちろん質問することが
成果を出すことではありません。
ですが、
ただ講義を受けている人は、
多分インプットに必死で、
何を質問していいかわからない
ということになっているのだと思います。
この何を質問していいかわからない、
という言葉、実は何度も耳にします。
これって実践をイメージしていない人の典型です。
実践することをリアルにイメージしていれば、
講義内容を聞きながらも
あれ?ここがわからなくて行き詰るな、
という疑問が自然と湧いてきます。
質問タイムがあるから質問を考えよう!
ではないのです。
実践意識を持つことで
勝手に湧いてきた疑問を聞くだけなのです。
例えばコーチングで言えば、
実際に有料クライアントさんと
セッションするイメージ、
あるいは集客する場面、
セールスする場面
これらをリアルに思い浮かべながら
スクールを受講したり、
本を読んだり、
それこそ私のブログを
読んだりしてほしいのです。
そうすると、ただ知識を入れているだけの
ときは、うんうん、と聞いていただけのことも
「あれ?じゃあこの場合は
どうすればよいのだろう?」
とか、
「こういうクライアントさんの場合は
どう対処すべき?」
等具体的な疑問が浮かんできます。
それを解決していくことで学びが
ぐっと深まっていきます。
もちろん、学びの習得には実践が欠かせません。
実践のイメージをするだけでは
習得には至りませんが、
効率的に習得するために
インプットの瞬間の意識を
大切にしてくださいね。